賽 夫さん(36期・大学院生)
(36期・大学院生)
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科スポーツ科学専攻 博士後期課程
自己紹介
中国の内モンゴルのフフホト市出身です。フフホトは、モンゴル語で「青い城」を意味し、現在315万人口の中国の地方都市です。乳製品、シュウマイや肉料理などが有名です。
2019年に留学にきました。現在、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科スポーツ科学専攻の博士後期課程に在籍しており、専門はスポーツマネジメントです。
奨学会を知った経緯
「平和をつくるのは私たち一人ひとり」という理念と、「世界平和」を原点に、あらゆる分野・職業で国際社会に貢献できる人材の育成に努めているという姿勢に、強く惹かれました。この奨学会に参加すれば、多様な専門分野を持つ人々や、さまざまな価値観と出会えると考え、応募を決意しました。
奨学会に参加して
最初の交流会では、他の奨学生たちの話に大きな刺激を受けました。芸術、生物、医薬、法律、工学、化学、会計など、文系・理系の枠を超えた実に幅広い分野の人が集まっており、その多様さに驚きました。「自分が一番力不足かな、皆さんとどう話せばいいだろう」と、思わず気後れしてしまいました。しかし、皆さんがすぐに声をかけてくださり、研究の話はもちろん、雑談でも大いに盛り上がりました。皆さんのあたたかさに触れ、自分も日本人だという錯覚に陥りました。その後の毎月の交流会でも、新しい知識を吸収してきました。
現在は
現在、スポーツ組織論研究室に所属し、「総合型地域スポーツクラブにおけるインクルージョン:ダイバーシティ・マネジメント視点からの分析」をテーマとし、研究しています。特に、総合型地域スポーツクラブにおける会員についての経営課題を解決するために、総合型クラブにおける「ヒト」(運営人材)の多様性の実態を明らかにした上で、ダイバーシティ&インクルージョンがクラブ運営にどのような影響を与えるかを分析しています。さらに、ダイバーシティ・マネジメント理論を援用し、総合型クラブに適用可能な運営モデルを理論的に構築することを目指しています。スポーツマネジメントは実践に根差した学問なので、本奨学会からいただいた研究奨学金のおかげで、複数のクラブでフィールド調査を実施することができ、大変感謝しております。
奨学会に参加したことを振り返って
参加を振り返ると、印象に残っていることが大きく2つあります。1つは「山田長満奨学会の手厚いサポート」、もう1つは「視野が広がったこと」です。
金銭面だけでなく、精神的にも家族のように支えていただいたことに、心より感謝申し上げます。またこのコミュニティを通じて、各分野の優秀な専門家の方々と交流する機会を得て、気づかないうちに少しずつ成長してきました。本当に有意義な一年でした。
最後に、本奨学会の根幹にある「世界平和」という理念についてふれたいと思います。それをすぐに実現するのは容易ではありませんが、今まさにその礎を育てているのではないかと感じています。多様な領域で学ぶ私たち奨学生が、将来それぞれの分野で一人前となり、対立を乗り越える架け橋となることで、「世界平和」の実現へと近づいていけるのではないかと、信じています。
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