奨学生の声

  • 第19期生
  • 第22期生

現・弁護士<虎ノ門総合法律事務所>

  1. 第19期生 松澤 邦典さん

    奨学会を知った経緯
    大学の掲示板で当奨学会の募集案内を見つけました。他の奨学会の多くが貸与制の奨学金を提供していたなかで、当奨学会は完全な給付制であることが印象的でした。
  2. 奨学会に参加して
    第19期の奨学生にはベトナム、ミャンマー、バングラデシュの方もいて、国籍のバライエティが富んでいました。また、山田長満理事長に同行してラオスを訪問する機会も与えていただきました。理事長がラオスに建てられた小学校を見学し、理事長が当時のラオス副首相から表彰を受けられた表彰式にも立ち会い、アジア各国での、地道で息の長い交流の重要性を強く感じました。このような国際色豊かな奨学会に参加できたことは、それまで法律という限られた世界のなかでの交流が多かった私にとって、大変貴重な経験になりました。
  3. 現在は
    現在(2017年)、東京・港区の虎ノ門総合法律事務所で企業法務を中心とした弁護士をしております。また、当奨学会の理事に就任しております。当奨学会は毎年多様な分野から優秀な学生を奨学生に選考しており、奨学生は各分野で国際的に活躍することが期待されています。多くの優秀な人材が世界で活躍する一助となれることを誇りに思います。
  4. 当時を振り返って
    第19期生に選ばれたことは非常に幸運なことだったと思います。奨学金を受給できたことで、学業に専念することができました。当奨学会を卒業した後も、山田長満理事長とのご縁は私の人生に大きく影響しておりますし、当奨学会のOB・OGとの交流はいまの私にとって大きな財産となっています。
  5. これから奨学会への応募を考えている方へ
    当奨学会は奨学生同士及びOB・OGとの交流を非常に重視しています。各分野で国際的に活躍する力を持った人材、あるいは既に国際的に活躍されている方々との交流が、当奨学会の最大の魅力であると思います。

現在は日本赤十字社 青少年・ボランティア課勤務

  1. 第22期 矢田 結さん

    奨学会を知った経緯
    当時私は5年間で大学院の修士まで取得できるコースに所属することが決まっていました。予定より1年就学期間が長くなり、自身の勉学に集中するためにバイト等を増やしたくない、という思いが強く、奨学金の受給を希望しておりました。大学の掲示板で知った山田奨学会は、「日本や国際社会に貢献する人材を育成する」ことを目的とした奨学会ということで、自分の目指す生き方と合致する部分があり、応募を決めました。
  2. 奨学会に参加して
    メンバーが集う毎月の奨学会では、自身の分野や勉強について各々がプレゼンをすることになっています。各分野で活躍している同期からのプレゼンで、自分があまり詳しくない領域や分野の知識を得ることができるためとても新鮮でした。
    また、同期だけではなくOB/OGの方との幅広いつながりを持つこともできます。年に1回の奨学会OB/OG会では、官庁、医師、芸術家、マスコミなど様々な分野で働かれている方とお話する機会があり、大変刺激的です。
  3. 現在は
    日本赤十字社の青少年・ボランティア課で青少年教育を担当しています。具体的には日本の青少年赤十字(※児童・生徒が赤十字の精神に基づき、いのちと健康を大切に、地域社会や世界のために奉仕し、世界の人びととの友好親善の精神を育成することを目的として、さまざまな活動を学校教育の中で展開。日本全国の約3割の学校が加盟している)に加盟している児童・生徒たちが集めた募金を活用して、海外の赤十字社を通じた学校教育の支援事業の立案、運営の担当です。平成29年度からはネパール赤十字社を通じた学校の公衆衛生環境整備、バヌアツ赤十字社を通じた学校での防災教育支援を実施することになり、現地の調査にも向かいました。世界中190カ国に存在する赤十字の国際的なネットワークを日々実感しながら業務に励んでいます。
  4. 当時を振り返って
    数学の面白さや、博物館にある美術品をデジタルアーカイブで保管する技術、日本語教育の奥深さなど、自分が知らない様々な分野について、仲間の奨学生から新鮮な知識を得ることができ、興味深く勉強になった1年でした。奨学生であった期間だけではなく、現在まで続く関係を、奨学生の同期やOGOBの方々と築けていることは自分自身の財産です。
  5. これから奨学会への応募を考えている方へ
    山田奨学会は学業に専念するための経済的な支援を得られるにとどまらず、広い人脈を築くことができるまたとない機会です。私も奨学会のメンバーに選ばれたことで自分の世界、可能性を広げることができました。世の中には色々な分野の研究をして、活躍している人がたくさんいます。山田奨学会にはそのような「人財」の宝庫であることも大きな魅力の一つです。

第22期生 大槻 和弘さんの例

  1. 第22期生 大槻 和弘さん

    奨学会を知った経緯
    私は平成21(2011)年度、22期奨学生として山田奨学会にお世話になりました。元々祖父母の農業を手伝って子供の頃を過ごして、農業への興味を持った私は、学部時代に農学部で植物が病気からどうやって身を守っているのか(植物の防御応答)について学びました。植物をより深く理解するために、大学院では理学系研究科で植物の細胞が分化する仕組みや細胞壁が作られる仕組みについて研究をしました。当時大学院で修士課程から博士課程へ進学を考えており、たまたま次年度奨学生の募集案内を大学の掲示板で見て奨学会の存在を知りました。
  2. 奨学会に参加して
    奨学会の同期は、数学・国際関係・美術・文学・女性問題など幅広く、世界中で活躍している同期に囲まれ、周りの活躍がとても新鮮でまぶしく見えました。大学では同じ学部や専攻の知人が多く、自分と全く異なる分野の話に触れる機会が少ないと思います。奨学会では毎月同期や先輩と話す交流会があり、それぞれが大学で今学んでいることや興味のあること、社会人として取り組んでいることについて刺激的な話を聞くことができます。また、自分自身の勉強や研究について1時間同期の前でプレゼンする機会もあり、専門外の人にわかりやすく説明するための経験を積むことができます。私のプレゼンでは、生物の遺伝の話や作物の品種改良の話、食料問題の話などをし、市販されているお米の食べ比べを同期にしてもらい、消費者には見えない研究の部分や農業、食料生産について考えてもらいました。
  3. 現在は
    長かった学生生活を終え、今年(2014年)の3月から自治体の農業関係の技術系公務員として働いております。自治体の農業職は、@現場で農家と接し経営の様々な相談に乗る普及活動、A現場で活用できる技術や新たな品種を開発する試験研究、B地域の農業を持続的に発展させるための施策を考える行政など、幅広い仕事に関われることが魅力だと感じて就職を決めました。現在は農業改良普及センターという普及活動を担うセクションに勤務しています。事務所の担当地域は有数の野菜の産地で、大規模経営が展開されており、実験室とのスケールの違いに日々驚いています。これまで現場の経験がほとんどなかったので分からないことが多く、職場の先輩に迷惑をかけることもありますが、職場や現場農家に育てられていることを実感しております。普及指導員という仕事は、現場と距離が非常に近く自由に動き回れる強みを生かし、現場農家の栽培技術支援にとどまらず、産地の育成や生産者と地域産業、流通、食品加工などあらゆる関係者を巻き込んで新たな需要の開拓やネットワークを構築するようなことも増えており、人を相手にいろいろな可能性を広げられる面白い仕事だと感じています。私も地域の農業の発展に貢献できるように早く一人前の職員になりたいと思います。
  4. 当時を振り返って
    私は学生生活を長く送ることができ、自分の進路についてじっくり考える機会を得ることができました。奨学会がなければ今の自分はなく、全く異なる進路を選択していたかも知れません。奨学会、同期の友人には本当に感謝しています。
  5. これから奨学会への応募を考えている方へ
    山田奨学会では、単に学業の経済的な支援を受けられるだけでなく、自分と全く異なる世界に触れ、幅広い分野の友人と知り合えるチャンスがあります。昨年度(2014年度)の活動では、OBの現在の仕事について話を聞く機会もありました。進路に悩んでいる方にとっても、自分の選択肢や世界を広げるきっかけや気づきを得ることができることでしょう。奨学会を通して自分が学びたいことや、将来なりたい自分の姿や、現在抱いている疑問や、自分の思いなどを思い切りぶつけてみてください。
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